脱肛の症状と原因について

2016-07-22

脱肛とは

脱肛とは、排便などで力んだ際に、校門から直腸の粘膜組織が出てくる状態です。飛び出した粘膜は痔核とよばれ、出血や粘液を伴うことがあります。初期段階では自然に元に戻りますが、だんだん指で押し込んで戻さなければいけない状態になります。
脱肛の症状
脱肛になると、初期段階では、排便の際などにいきむことで、肛門から痔核が飛び出してしまいますが、放っておいても自然に元に戻ります。
症状が悪化していくと、排便時のみならず、日常生活の中でお腹に力を入れたときに脱肛してしまいます。そのため、スポーツや長時間の立ち仕事に支障をきたすことになるでしょう。さらに、自然に戻らないため、手で押し込んだり、もっと悪化すると手で押さえても戻らず常時脱肛している状態になります。
常時脱肛しているようになると、肛門にべたつきがあり、下着に粘液がついて汚れたり、かゆみを感じます。
脱肛の原因
脱肛は、痔が進行した状態です。そのため、長時間座っていたり、排便の際の強いいきみなどで肛門に負担がかかったりすることが原因になります。スポーツでお腹に力を入れたり、アルコールや辛い刺激物などを過剰摂取したり、体が冷えたりすることも肛門に負担がかかる原因です。
肛門に負担がかかると、毛細血管などが集中している組織がうっ血し、血行障害が起こります。その部分が痔核となり、大きくなっていくことで、周りの組織が痔核を支えきれず、肛門の外に飛び出してしまうのです。
また、加齢も原因の一つです。年齢とともに、肛門括約筋が緩んでくるため、症状の悪化につながります。
脱肛の治療法
脱肛の予防は、排便時のいきみからくる肛門への負担を減らすことです。
長時間トイレでいきんだり、過敏性大腸や炎症性腸疾患を患って、頻繁に排便を行ったりすることで、痔になり脱肛を招くことがあります。ある程度出たら時間を区切って次回に持ち越すことも大切です。
また、便秘気味の人に多い硬い便が、肛門を傷つけて脱肛を引き起こす場合があるため、野菜中心の食事で便通をよくするとよいです。
お尻を冷やさないようにするのも大切です。排便後にお風呂に入ると肛門の血行がよくなります。
治療は、引っ込めてすぐに戻る程度の脱肛は、軟膏や座薬、内服薬使用し、保存的に経過をみます。症状が重い場合は、根本的な治療は手術療法があります。
生活改善をしながら、脱肛の状態をよく観察し、それぞれの状態に合った治療法を選択していきましょう。

Copyright© 2012-2013 脱肛の基本知識 All Rights Reserved.